~自閉スペクトラム症の子どもたちにとっての「時系列」の世界~
「あとでやろうね」
「終わったらおやつにしようね」
こんな日常のやりとりが、うまく伝わらないことってありませんか?
自閉スペクトラム症(ASD)の子どもたちの中には、「時間の流れ=時系列」の理解が難しい子もいます。
⏳なぜ「時間」がわかりにくいの?
ASDの子どもたちは、「今・過去・未来」を順序立てて考える力が育ちにくい傾向があります。
たとえば…
「ここまでやったら、おやつだよ」と言われたら、 →「おやつ」にだけ意識が向いてしまい、今やるべき課題に集中できない 「車に乗る前にトイレに行ってね」と言われても、 → 実際に乗る頃には忘れてしまう
これは、時間の前後や段取りをイメージする力が未発達なことが関係しています。
👀「見える化」で安心を
言葉で伝わりづらいことも、視覚的に見せてあげることで理解が進みます。
📌 たとえば…
「算数5問 → 国語5問 → おやつ!!」
このように絵や言葉を視覚で整理することで、子どもたちは「今なにをしていて」「次に何が待っているのか」が見通せるようになります。
🌈「見通しが立つ」と心が落ち着く
時間の順序がつかめるようになると、子どもたちは「次にどうなるか」がわかり、安心して行動できるようになります。
これは、学校生活のルール理解や、将来の社会生活にとっても大切な力。
日々の支援の中で、こうした「時間の感覚」を育んでいくことは、とても大切なステップだと考えています。
✨とびらの支援では…
私たちは、視覚スケジュールや絵カードを活用しながら、「その子の今」に寄り添った伝え方を工夫しています。
大人の都合や一般的なルールに合わせるのではなく、その子が安心して今を過ごせる方法を一緒に探すことを大切にしています。
