ASD(自閉スペクトラム症)の子どもたちは、抽象的な言葉や表現の理解が苦手なことがあります。
🔻具体的にどんなことが苦手?
✅「ここ」「あっち」「その上」「下」など、位置を表す言葉
→「テレビの横」「机の下」など、空間をイメージして理解するのが難しいことがあります。
✅「昨日・今日・明日」のような時間を表す相対的な言葉
→ 10月1日に「明日の2日前は?」と聞かれても、「昨日」とすぐには出てこないことがあります。
✅ 同じ漢字でも音読み/訓読みなどで意味や使い方が変わる言葉
→ ルールが複雑なものは混乱しやすいです。
✅ 主語・目的語が混乱することも
→ たとえば、「僕が彼に殴られた」と「僕が彼を殴った」が逆になってしまうことも。
📌抽象概念とは?
「見えないもの」「はっきりしないもの」を指すことばや考え方です。
たとえば:
「正義」「自由」などの目に見えない価値 「自閉スペクトラム症」といった概念的な言葉
こうした抽象的なことばの理解は、一般的には小学校3年生ごろから発達すると言われていますが、ASDの子どもたちにとっては、さらに時間がかかることがあります。
🧩【関わるときのヒント】
✔ 「位置」や「時間」は、カレンダーや実物を一緒に見ながら伝えると◎
✔ 抽象的なことばは、なるべく具体的な場面や例を使って説明
✔ 主語・目的語の混乱がありそうな時は、絵カードなど視覚で整理すると伝わりやすくなります!
🌱 まとめ 🌱
ASDの子は、「わかりにくさ」があっても伝えたい気持ちや理解したい思いはたくさんあります✨
その子がどこでつまづきやすいかを知っておくことで、優しく・わかりやすい関わりができます😊
