【ADHDにおけるLD(学習障害)について】

LD(学習障害)とは、知的な発達には大きな遅れがないにもかかわらず、「聞く・話す・読む・書く・計算する・推論する」などの能力の一部に困難がある状態をいいます。

💡例えば:

文字は読めるけれど内容が理解できない 書きたいことは頭にあるけど、文字にうまく表せない 計算の手順を覚えるのが極端に苦手 など

🔎 ADHD(注意欠如・多動症)とLDは別の特性ですが、両方を併せ持つ子もいます。

例えば、

ADHDの影響で集中できず、学習に取り組む時間が短い LDの影響で読み書きそのものが難しい というように、見た目の「できなさ」は似ていても、原因や支援のアプローチが異なる点がポイントです。

👂ADHDによる不注意や多動で「やる気がない」と誤解されやすい子もいますが、実はLDによる「わからなさ・できなさ」による挫折感が背景にあることも多いです。

📌文部科学省では、視覚障害や聴覚障害、知的障害、情緒障害などが直接の原因でないものをLDと定義しています。

🔧検査やアセスメントで明らかになる特性に応じて、「苦手なことをどう補うか?」「得意なことをどう活かすか?」をチームで考えることがとても大事です。

🔍検査には「WISC-IV」などの心理アセスメントが使われ、知能指数だけでなく処理速度やワーキングメモリなどのバランスを見ることも重視されます。

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